今シーズンはもう落ち着いてきましたがインフルについて。
周りにもインフルエンザにかかった方もいらっしゃるのではないでしょうか( ;∀;)
インフルエンザと風邪、実はどちらもウイルス性のものであり、治すためには抗ウイルス薬を使います。
よく風邪で抗生物質をもらうかと思いますが、抗生物質は菌に対して有効のため、実は風邪の原因になっているウイルスを治癒するために処方されたものではないんです。
風邪からの肺炎などの予防のために、抗生物質を飲んでおくことで劇症化することを抑える役割があります。
同じウイルスでも、インフルエンザウイルスと風邪の症状を起こすウイルスの特徴が違うため、インフルエンザウイルスのほうが症状が強く出ます。
なので高齢者や小児、妊婦さんや基礎疾患がある方がインフルエンザウイルスにかかってしまうと重症化になってしまうことがあります。
こういったことから、インフルエンザは予防が大事!
そしてかかってしまった時は広がらないような対策が大事です。
今日はそのことをお話ししていきます。
★インフルエンザにかからないためには★
インフルエンザの感染経路は2つあります。
・接触感染
・飛沫感染
です。
接触感染とは、インフルエンザウイルスが付着した手で自分の鼻や口を触ることで感染します。
自分の手にウイルスが付着する原因は、
ウイルスに感染している人が咳やくしゃみを手で覆う。
そのまま、公共の場にあるもの(例えば電車のつり革、手すり)をつかむ。
そこにウイルスが付着する。
そこを別の人が触れる。
その人の手にウイルスが付着する。
だいたいがこの流れで自分の手に付着し、手洗いを怠って飲食をすると、そこでウイルス感染してしまいます。
飛沫感染とは、感染している人の咳やくしゃみで飛んだ体液が自分にかかることで感染します。
ただしこの咳やくしゃみは、1~2m以上飛ばないので、咳やくしゃみをしている人から距離をとることで感染を防げます。
よく聞く「空気感染」とは、咳やくしゃみをすることで空気中にウイルスが飛散し、その空間の空気を吸うことで感染することを言います。
しかしこれはインフルエンザでは起こらないため、感染している人と同じ部屋にいるだけではインフルエンザにはかかりません。
なのでインフルエンザを予防するためには、手洗いをしっかりし、マスクをすることである程度防げるのです。
手洗いをするタイミングがなかなかない人は、携帯用のアルコール消毒を持って食事前、マスクをとる時など、口周りに手がいくときには消毒をすることで、予防になると思います。
また感染を防ぐだけではなく、発症しにくい身体になるため、免疫力を高めておくことも重要です。
免疫力を高めるためには、
・冷え対策
・腸内環境を整える
・睡眠をしっかりとり体力をつける
ことが大事です。
体温が低い状態だと身体の免疫細胞や酵素の働きが鈍くなるので、感染した時に発症しやすくなってしまいます。
また、人間の身体の免疫力の70%は腸内細菌によって守られているので、バランスのとれた食事や腸内環境を良くするための乳酸菌や発酵食品を摂ることも大事です。
★かかってしまったときは★
少しでも体調が悪いな、と思ったときはしっかりマスクをしましょう。
インフルエンザだけではなく風邪などの感染症などはすべてそうなのですが、感染者がマスクをすることが感染防止の効果が高くなります。
マスクの中で咳やくしゃみをすることで、体液が飛ばないので他人への感染のリスクを減らせます。
また大人数で食事をするときは必ず取り皿を使い、直箸をしないなどの配慮が必要です。
よく咳やくしゃみをするときに手のひらで覆う人がいますが、その手でどこかに触れたり、他人に触れることでウイルスはそこに付着してしまいます。
マスクを持っていない時の咳やくしゃみは、ハンカチやティッシュなどで覆うか、服の腕の部分などで覆うなどしましょう。
発症してしまった場合は、脱水を防ぐために水分を十分に摂りましょう。
このとき経口補水液などを積極的に摂ることで身体に効率よく吸収されます。
脱水状態になると熱を発散させるのに汗が出てこなくて高温が続いてしまうことで、より重症化してしまう場合もありますので、出来る限り水分を摂るように心がけて下さい。
また、インフルエンザウイルスは低温低湿度の状態になると増殖すると言われているので、部屋も温めたり加湿器をつけて部屋の環境もしっかりと整えましょう。
あとはお医者さんの指示に従って十分に休んでください^^
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